私の住む東京の郊外に最近オープンした ランドセルの店 " 土屋鞄製作所童具店 " が気になっていたのでちょっと寄り道。
辺りにはショップもなにも無いのどかな住宅地の一角に店舗はある。
公立の小学校と隣接している事。日本の伝統的文化であるランドセルを、一生に一度、家族で選ぶ事を大切に思うファミリーが住むエリアである事。
そんな要因からか、郊外の住宅地だというのに、店内には多くの人がいるのにはびっくり。(トレンド商品を取り揃えた、都心のファッションブティック
でもこんなに人が入っていないのでは ????)
ターゲットが明確で、おそらく不動産コストを考慮すると、スマートな戦略といえる。
商品も、普遍的なスタイルをベースに、ゆっくりと進化する機能、その限られた制限の中で自分自身の こだわりOnly One の味
(例えば、ステッチの色とランドセル内側の色を家族で選ぶ)を加えた、程よい主張とこだわりの素敵な一品を。
..... きっとおじいちゃん、おばあちゃんが孫へ ..... 一生に一度のプレゼントをしてあげる光景が浮かぶ。
ほんの少しの御洒落、そして、手の届く現実的な価値ある贅沢と豊な心によって日本の文化が継承されていくのは嬉しい。